BFI フランス国際バカロレア (2024年より実施)
Baccalauréat Français International
フランスの高校3年生(Terminale)の学年末には、バカロレアと呼ばれる国家試験が行われ、これに合格することで大学入学資格が得られます。
国際セクションに所属するリセ・アンテルナショナル・サンジェルマンアンレイの生徒は、フランスの高校3年生(Terminale)に、フランス国際バカロレア(BFI)を受験します。
BFIでは、
- 通常バカロレアの第一外国語の代わりに、当該国(日本セクションは日本語)の言語文化の筆記・口頭試験を受験する。
- 通常バカロレアの歴史地理の代わりに、当該国(日本セクションは日本)の歴史地理の内容を加味した問題の筆記・口頭試験を受験する。
- 当該国の言語(日本セクションは日本語)で、「世界の知識」という領域横断的な科目の口頭試験を受験する。
- 上記3科目の試験問題作成と実施に当該国の教育省(日本セクションでは文部科学省)が参加・協力している。
他の国際セクション同様に、日本セクションでもフランス国民教育省と日本の文部科学省との協定により、バカロレア国際オプション(OIB - Option Internationale du Baccalauréat)が実施されてきたが、バカロレア国際オプション(OIB)は2023年が最後となる。2024年からは、バカロレア国際オプション(OIB)に代わるフランス国際バカロレア(BFI)が、全ての国際セクションに導入される。
新しい国際バカロレア(BFI)については、下記もご参照ください。
Journal officiel du 06/08/2021